ファイアウォールの機能を理解しよう

覚えて損をしないファイアウォールの使い方

ファイアウォールといえばパソコンにも標準で搭載されている仕組みで、セキュリティ対策の基本であって要ともいえます。しかしいざ使おうにもファイアウォールは一見して難しそうですし、専門用語も多くてセキュリティ対策の初心者にはハードルが高いのも確かです。ファイアウォールを使うにはまず、有効化して機能させることが大前提ですから、設定方法を学ぶことをおすすめします。次に、新しい通信が発生したら通知を行うようにして、許可するかどうかユーザーが判断できるようにするのが望ましいです。

最初は次々に通信の通知が表示されますが、一通り設定すれば以降は落ち着きますし、表示の頻度が低下します。ファイアウォールを手動で設定したい場合は、アプリケーション単位で通信プロトコルやポート、IPアドレスなどを設定することになります。通信プロトコルは詳しく分からなければTCP、UDPのどちらを許可しても構いませんが、理想をいえば使用するプロトコルのみを許可することです。ポートは想定されていないポート番号での通信を早期に発見したり、遮断するのが目的なので、使用するアプリケーションのマニュアルを確認して、掲載されているポート番号のみ通信を許可するように設定するのが正解です。

IPアドレスは送受信の双方の設定が望ましいですが、1つ1つ相手のIPアドレスを調べて許可リストに登録するのは手間ですから、ホスト名や国などの単位で許可したり不許可の設定をするべきです。

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